ハーレーのブレーキキャリパー選びで失敗しないために確認したいポイント

近年は雑誌、ネット、イベントなどで大がかりな改造を施したカスタムハーレーを普通に見かけるようになりましたね。

ホイールの交換なども以前に比べると比較的多くのオーナーがチャレンジしているみたいです。

ホイールカスタムの場合、ブレーキローターディスクやスプロケプーリーも同じデザインにマッチしたものに合わせて変更するのが一般的です。
インチアップで大型化するとフェンダーも大きいサイズが必要になったりしてついでにドレスアップされたものに変更したり・・・。

ここまですると気になるのがブレーキキャリパー。

純正のブレーキキャリパーも見た目、性能ともにそれほど悪くはないのですが、ホイールやローターを激変させるとどうしても気になる部位です。

そもそもブレーキキャリパーはバイクのスピードを落としたり、止まったりするときにとても重要な役割を果たす部品ですが、見た目よくドレスアップしてみたくなるのも無理ないですね。

そこで今回はブレーキキャリパーの選び方について解説していきます。

目次

ハーレーのブレーキキャリパー選びで失敗しないために確認したいポイント

ハーレーのブレーキキャリパーを交換したいと思ったとき、最初に目につくのはデザインやカラー、ピストン数ではないでしょうか。

パフォーマンスマシンをはじめとする社外キャリパーは、フロントまわりの印象を変えながら、ブレーキシステムを見直す選択肢になります。そのため、「ローター径が同じだから取り付けできるだろう」と判断するのは早計です。

ブレーキキャリパーを探す目的は、大きく分けると二つあります。ひとつは故障や摩耗した純正キャリパーと同等の純正品、または代替品を探すこと。もうひとつは、性能や外観をアップグレードするために社外キャリパーを選ぶことです。

この記事で扱うのは後者です。純正キャリパーを単純に置き換える補修ではなく、カスタムとして社外キャリパーを導入するときの判断材料を整理します。

キャリパーの適合は、車種と年式、ローター径、取り付ける左右、キャリパーマウント、ホイールやフォークまわりのクリアランス、マスターシリンダーなどの組み合わせで決まります。すでにブレーキやホイールが変更されている車両では、年式別の適合表だけで判断できないこともあります。

この記事では、ハーレー用ブレーキキャリパーを選ぶ前に確認したい項目を、順番に整理します。

このページで分かること

  • – ローター径だけでキャリパーを選べない理由
  • – アップグレード用キャリパーを選ぶときの考え方
  • – 車種・年式以外に確認したい車両情報
  • – フロントの左右、シングル/デュアルで迷わない考え方
  • – キャリパーと一緒に確認する周辺部品
  • – 廃盤、補修部品、取付工賃まで含めた注意点
  • – パフォーマンスマシン以外のブランド候補
  • – 適合確認を問い合わせるときに伝えたい情報

今回の内容は「純正代替」ではなくアップグレードする時のお話

純正キャリパーが故障し、元と同じ仕様へ戻すことが目的なら、純正部品番号から新品や補修部品を確認する方法が基本です。純正同等のリプレイス品を探す場合も、目的は本来の状態へ戻すことにあります。

一方、アップグレード用の社外キャリパーでは、見た目、ピストン構成、剛性、ローターやマスターシリンダーとの組み合わせまで検討範囲が広がります。キャリパー単体を交換すれば必ず期待どおりの変化が得られるわけではなく、ブレーキシステム全体のバランスが重要です。

そのため「純正状態へ戻したいのか」「外観や性能を含めてアップグレードしたいのか」で選びかたは大きく違います。今回のお話は見た目を良くしたい、性能を良くしたい、そういう場合のお話です。

キャリパーはローター径だけでは選べない

ブレーキキャリパーを見ていると、11.5インチ用、11.8インチ(300mm)用、13インチ用など、対応するローター径が表示されています。ローター径は重要な確認項目ですが、それだけで適合が決まるわけではありません。

同じ径のローターを使う車両でも、モデルや年式によってキャリパーの取付位置やマウント形状が異なることがあります。キャストホイールとスポークホイールでクリアランス条件が変わる製品や、専用ブラケットを必要とする組み合わせもあります。

また、純正ローターと社外ローターでは、径が同じでもオフセットや取付条件まで同じとは限りません。商品名にあるローター径だけで判断しないようにしましょう。

購入前に確認したい6つのポイント

1. 正確な車種・年式・モデル

まず、車検証や車台番号から車両の年式とモデルを確認します。「ソフテイル」「ツーリング」といった大分類だけでなく、FXBB、FLHXなどのモデルコードまで分かると適合を絞りやすくなります。

同じモデル名でも仕様変更の境目で適合が分かれる場合があります。登録年とモデル年が一致しない車両もあるため、不明な場合は車台番号をもとに確認してください。

2. フロント用かリア用か

フロントキャリパーとリアキャリパーは、取付方法も適合情報も別です。まず交換したい場所を明確にしましょう。

フロントでは、シングルディスクかデュアルディスクかも確認します。左右別品番の製品があるため、車両進行方向を基準にした左用・右用を商品説明で照合する必要があります。

3. ローターの直径と現在の仕様

ローター径は、商品選びの基本です。既存記事で紹介してきた11.5インチと11.8インチ(300mm)の違いに加え、ビッグローターへ変更されていないかも確認してください。

中古車やカスタム車では、年式から想定される純正サイズと現車が一致しないことがあります。可能であれば実車のローターを計測し、ローターのメーカーと品番も確認しておくと確実です。

4. キャリパーの取付方式とブラケット

キャリパーには、車両側のマウントへ取り付けるタイプや、専用ブラケットと組み合わせるタイプがあります。オーバーサイズローターを使う場合は、キャリパー位置を変更するアダプターが必要になることもあります。

本体だけで取り付けできるのか、ブラケットや専用ボルトが付属するのか、別売なのかを確認しましょう。写真に写っている部品がすべて付属するとは限りません。

5. ホイール・フォーク周辺のクリアランス

スポークホイール、社外ホイール、ナローフォーク、スプリンガーなどでは、キャリパーやボルトと周辺部品のクリアランスに注意が必要です。

メーカー資料にホイール形式や専用ボルトの指定がある場合は、その条件を優先します。ホイールやフォークを変更している車両は、純正車向けの適合表だけで判断せず、現車の寸法と組み合わせを確認してください。

6. マスターシリンダー、ホース、フルード

キャリパーを変更するときは、マスターシリンダーとの組み合わせも確認が必要です。ピストン数だけを見て選ぶのではなく、メーカーが指定するマスターシリンダー径やシングル/デュアルの条件を確認します。

ブレーキホースの取り回し、バンジョーボルトの規格、使用するブレーキフルードも現車と製品仕様に合わせる必要があります。異なる規格のフルードを安易に混ぜず、車両と部品の指定に従ってください。

まずはディスクローターサイズをチェック!
ブレーキディスクのサイズをチェックする

まずキャリパーを選ぶ際に一にも二にもしなければならないこととして、使用するブレーキローターのサイズをチェック(計測)することです。

なぜならキャリパーはブレーキローターの直径にあったものにする必要があるからです。

ハーレーの代表的なブレーキローターのサイズは11.8インチと11.5インチがあります。※注意 旧車や特殊なモデルは違います。

11.8インチ(300mm)径(フロント側)

300mm(11.8インチの場合)

11.8インチ径ローターは現行モデルに使用されているタイプのローターサイズです。1インチは約25.4mm。

ディスクの直径を計測してみるのが早いですが以下のモデルであればほぼ11.8インチです。

  • 2008-2020 ツーリングモデル
  • 2015-2020 ソフテイル
  • 2014-2020 スポーツスター
  • 2006-2017 ダイナ
  • 2002-2017 V-ROD

※メモ フロント側のデータです。

このサイズ場合はブレーキキャリパーは11.8インチ用を選択します。

11.5インチ径(フロント側)

ブレーキローターが11.5インチの場合

11.5インチ径ローターはEVO時代からツインカムの前期にかけて使用されていた従来のローターサイズです。

これもディスクの直径を計測したほうが確実かもしれませんが以下のもでるだとほぼ11.5インチ径です。

  • EVO – 2007 ツーリングモデル
  • EVO – 2014 ソフテイル
  • EVO – 2005 ダイナ
  • 1986 – 2013 スポーツスター

※メモ フロント側のデータです。

このサイズの場合は11.5インチ用を選択します。

13インチ径など上記以外

13インチ径などのカスタムサイズ
ブレーキローターを純正ではなくカスタムサイズ(13インチや15,インチ、16インチ径など)へ変更した場合はキャリパーも13インチ対応へ変更したり、またブラケットを自作で製作したり、市販されているブラケットを使用することにより純正のキャリパーを流用するケースもあります。

ブレーキキャリパーのピストン数(4POT、6POT)を選ぶ

ローターサイズが判明したら次はキャリパーのピストンを見てみましょう。

社外カスタムキャリパーの多くは4POT(4ピストン)か6POT(6ピストン)です。

ローターを挟み込むピストンの数の事です。一般的にはピストン数の多い方が強力なブレーキ性能を発揮すると思います。が、車体全体のバランスや各部のセッティング、アライメント、設置環境や精度によって大きく異なります。またブレーキの操作フィーリングなどの好みやライディングスタイルもブレーキ性能に含めると4POT ,6POTどちらが優れているかは簡単に判断できないです。

なので6POTよりもコンパクトで軽量な4POTが多く支持されているように思います。

4POT(4ピストン)キャリパー
6POT(6ピストン)キャリパー

PMキャリパーの場合、中央部分に丸くなっている部分があるのでここにピストンが入っているんだなってわかりやすいですね。

ちなみに裏側にもピストンがあって、対になっているので 2 X 2 で4ピストン、 3 X 2 で6ピストンです。

取付マウントの選択(一体式か別体式)

キャリパーをバイクに取り付ける際のマウントブラケットがどのようになっているのかというところです。

一体式

一体式のブレーキキャリパー

一体式は純正のようにキャリパーボディーに取り付けボルト穴がすでにあるのでそのままバイクのフォークの部分に取り付けできます。
これが一体式キャリパーです。

近年はこれが主流になっています。
見た目もすっきりきれいですしね。

一体式キャリパーなのでハーレーのフォークにダイレクトに取付(適合)するように穴の位置がセットしてあります。

注意としては一体式ゆえに左右の区別があるのでこれは間違えないようにします。

別体式

別体式のブレーキキャリパー

一方、キャリパー自体が単体で用意されているものがあります。なのでバイクに取り付ける場合は取り付けブラケットをバイクに合わせて別途用意(自作、市販品など)する必要があります。

これは主に古くからあるカスタム手法でご存じの方もおられると思いますが、例えば他車種のキャリパーを流用、移植したりするときに現車に合わせてマウントブラケットを自作したりするのとよく似ています。

なので昔は社外カスタムキャリパーはこのタイプが多かったです。別体式キャリパーはキャリパーの汎用品ということですね。

取付ブラケットは別途用意するのでモデルや車種(ハーレーでなくても)を気にする必要もなく、左右も区別なく利用できます。

カタログ掲載品でも現行品とは限らない

近年のハーレーはモデル展開が多様になり、ブレーキまわりの仕様も一様ではありません。一方、アフターパーツメーカー側では、新製品を投入しながら既存ラインナップを整理し、需要や生産体制に合わせて品番を廃止することがあります。

そのため、紙カタログや過去の記事に掲載されているキャリパーでも、すでに廃盤になっている場合があります。在庫表示がなくても取り寄せできる製品もあれば、メーカー在庫終了後は入手できない製品もあります。

次の点を確認しましょう。

メーカーで現行品として掲載されているか
国内で取り寄せ可能か
後継品や品番変更がないか
旧品番の場合、必要なブラケットやパッドも入手できるか

特に中古キャリパーや長期在庫品は、本体が手に入っても専用の補修部品が入手できない可能性があります。価格だけで飛びつかず、今後の維持まで含めて判断することが大切です。

ハーレー用社外キャリパーで検討されるブランド

ハーレー用のアップグレードキャリパーでは、パフォーマンスマシン以外にもいくつかの選択肢があります。ここではメーカー公式サイトなどでハーレー向け製品または採用例を確認できるブランドを挙げます。

Performance Machine(パフォーマンスマシン)

ハーレーカスタムでは長く知られているブランドで、フロント・リア、ローター径、左右、仕上げなど複数の仕様があります。ホイールやローターとデザインを合わせたい場合にも候補になります。
https://www.performancemachine.com/

Arlen Ness(アレンネス)

ハーレー向けに4ピストン、6ピストン、ラジアルマウントなどのキャリパーを展開しています。キャリパー単体だけでなく、ローターやアダプターを含むブレーキカスタム全体で検討しやすいブランドです。
https://www.arlenness.com/

HHI/Hawg Halters(ホグハルターズ)

ハーレーやアメリカンVツイン向けに、ボルトオンキャリパー、フロント・リアキット、ラジアルマウント、ブラケット、ホースなどを展開しています。ワイドタイヤやビッグホイールを含むカスタム車両でも候補に挙がります。
https://hawghalters.com/

BERINGER(ベルリンガー)

ハーレー向けのアキシャルキャリパーやソフテイル向けリアキャリパーなどの設定例があります。車種別の適合、ローター、マスターシリンダーとの組み合わせを確認して選ぶ必要があります。
https://beringer-brakes.com/

Brembo(ブレンボ)

ハーレーの一部モデルにはBrembo製ブレーキシステムの純正採用例があります。ただし、純正採用品や他車種用キャリパーが、別のハーレーへそのまま流用できるという意味ではありません。社外装着を検討する場合は、対応キット、マウント、油圧系を含めた専門的な適合確認が必要です。
https://www.plotonline.com/motor/brembo/

ブランド名だけで優劣を決めるのではなく、自分の車両に対応する製品が現行で用意され、必要な周辺部品と補修部品を継続して入手できるかを確認しましょう。

おすすめブレーキキャリパー

PM 11.8インチ一体式 4potキャリパー

300mm4potキャリパーコントラストカットコントラストカット
300mmゴールド4potキャリパーゴールドOPS

おすすめ車両

  • 2008年以降のツーリングモデル
  • 2014年以降のスポーツスター
  • 2015年以降のソフテイル
  • 2006年以降のV-ROD

人気のパフォーマンスマシンからリリースされている300mm用のキャリパー。
つい最近アップデートがあり品番も変更になりました。
カラーバリエーションにゴールドオプションが追加リリースされました。

このキャリパーは300mmローターに最適化された同径の4ピストンが採用されており、ハーレーの純正マスターシリンダーも使用できます。

左右の区別があるので気を付けてください
2006年以降のダイナは11.8インチ径ですが、PMキャリパーを選択する場合は11.8ではなく11.5インチキャリパーを使用します。

 

PM 11.5インチ一体式 4pot異径ピストンキャリパー

PMクローム11.5インチ異径4potブレーキキャリパークローム
PMコントラストカット11.5インチ異径4potブレーキキャリパーコントラストカット
PMブラックオプション11.5インチ異径4potブレーキキャリパーブラックOPS

おすすめ車両

  • 2000-2017 ダイナ
  • 2000-2014 ソフテイル(スプリンガーは除く)
  • 2000-2013 スポーツスター
  • 2000-2007 ツーリングモデル
  • 2002-2005 V-ROD

4ピストンのボア径が異径サイズでセットされ11.5インチローターに最適化されたキャリパーです。

写真をよく見てみるとピストンの直径が大きいのと小さいのがあります。ここがミソです。

もちろん一体式キャリパーなのでボルトオンでハーレーに取り付けが可能です。

左右の区別があるので気を付けてください

2008-13年モデルの XL と XLHはシングルディスクなら9/16ボアマスターを、デュアルディスクなら11/16ボアマスターが必要です。

ダイナの11.8インチ(300mm)ディスク車はこのキャリパーを使用します。

キャリパーと一緒に確認したい関連部品

キャリパー交換では、次の部品も確認しておきましょう。

  • – ブレーキパッド
  • – ブレーキローター
  • – キャリパーブラケット、アダプター
  • – 取付ボルト
  • – ブレーキホース
  • – バンジョーボルト、ワッシャー
  • – マスターシリンダー
  • – 指定規格のブレーキフルード
  • – 作業時の専用工具

製品によって付属品は異なります。パッドやバンジョーボルトが付属する製品でも、車両側との接続に必要な部品がすべて揃うとは限りません。注文前に商品ページの付属品欄などを確認してください。

キットという名称でも、ブレーキホース、キャリパーブラケット、ローター、ボルト類が別売の場合があります。反対に、特定のブラケットやホースまで含まれるキットもあります。「キットだから取り付けに必要なものがすべて入っている」と思い込まず、内容物を品番単位で確認しましょう。

取り外しと取り付けには、一般工具だけでなく、車両を安全に保持する設備、規定トルクで締め付けるためのトルクレンチ、ブレーキフルードを扱う器具、エア抜きに必要な工具などが必要です。製品や車両によっては、さらに専用工具が指定されることもあります。

補修部品とメンテナンス性も選択基準になる

社外キャリパーは、取り付けた時点で終わりではありません。ブレーキパッドは消耗品であり、使用年数や状態に応じてシール類の点検やオーバーホールが必要になることもあります。

購入前には、次の補修部品が用意されているかを確認しておくと安心です。

  • – 交換用ブレーキパッドの入手のしやすさ
  • – シール類を含むリビルドキットの有無
  • – ブリーダースクリューなどの小物類、単品取扱の有無
  • – 専用ブラケット、専用取付ボルトがあればそれらの取り扱いの有無

メーカーがサービスパーツを展開していても、国内で常時在庫されているとは限りません。品番、取り寄せ可否、納期の目安を確認し、将来のメンテナンスを依頼できるショップも考えておきましょう。

本体価格だけでなく総費用で考える

社外ブレーキキャリパーは比較的高額なパーツです。さらに、仕様によっては左右2個、専用ブラケット、ローター、ホース、マスターシリンダー、フルードなどが必要になり、取付工賃も加わります。

検討時には、少なくとも次の費用をおよそ把握しておきましょう。

キャリパー本体または左右セット
取付ブラケット、ボルト、フィッティング
必要に応じたローター、ホース、マスターシリンダー
ブレーキフルードなどの交換部材
取り付け、エア抜き、点検にかかる工賃
将来のパッド交換やオーバーホール費用

キャリパー本体の価格だけで予算を決めると、必要部品や工賃が後から加わり、想定を超えることがあります。車両情報と希望する仕様をショップへ伝え、部品と作業を含めた総額で検討するのが現実的です。

取り付けと適合確認の注意点

ブレーキは安全に直結する部位です。取り付け後には、ボルトの締付状態、ホースの取り回し、フルード漏れ、エア抜き、ローターとの位置関係、ホイールを回したときの干渉などを確認する必要があります。

国土交通省では、ブレーキなどの制動装置を取り外して行う整備や改造を「特定整備」に含めています。特定整備を業として行う事業場には認証制度があり、適切な知識、技術、設備が求められます。

また、車検は検査時点で安全・環境に関する基準への適合を確認する制度です。キャリパー交換後も、車両を道路運送車両の保安基準に適合する状態へ維持しなければなりません。製品や取り付け方法によって判断が変わるため、購入前に車検への対応も作業の依頼先へ確認してください。

ブレーキキャリパーの交換は、知識や経験だけでなく、車両を安全に保持する設備や適切な工具を必要とします。作業は、二輪車のブレーキ整備に詳しい認証工場やプロショップへ依頼することをおすすめします。

この記事は選び方の整理を目的としたもので、個別車両への取り付け可否、車検適合、作業手順を保証するものではありません。

関連する商品カテゴリ

あるじゃんのECサイトでは、パフォーマンスマシンのブレーキキャリパーをはじめ、ローターや周辺部品を確認できます。

  • – フロントブレーキキャリパー
  • – リアブレーキキャリパー
  • – ブレーキローター
  • – キャリパーブラケット、アダプター
  • – ブレーキホース、フィッティング
  • – マスターシリンダー

最初にキャリパー本体だけを決めるより、車両側の条件と必要な周辺部品を一式で確認した方が、取り付け段階での不足を防ぎやすくなります。

適合が不安な場合はお問い合わせください

商品ページだけで判断が難しい場合は、購入前にお問い合わせください。その際は、次の情報があると確認がスムーズです。

– 車種、モデルコード、モデル年
– 車台番号
– フロント用かリア用か
– シングルディスクかデュアルディスクか
– 取り付ける側(左/右)
– 現在のローター径、メーカー、品番
– ホイールとフロントフォークが純正か社外品か
– 現在のキャリパーとマスターシリンダーの仕様
– 検討している商品の名称と品番
– ブレーキまわりが分かる写真
– 見た目、性能、純正代替など交換の目的
– 予算と、補修部品の入手性についての希望

年式だけでなく、現在の車両状態を伝えることが適合確認の近道です。特に中古車やカスタム済み車両では、純正状態から変更されている箇所もあわせてお知らせください。

まとめ

ハーレーのブレーキキャリパーは、ローター径や見た目だけでは選べません。

車種・モデル年、フロント/リア、左右、ローターの仕様、マウント、ホイールやフォークのクリアランス、マスターシリンダーまで順番に確認し、最後はメーカーの最新フィットメント表と商品品番を照合しましょう。

さらに、現行品かどうか、交換用パッドやリビルドキットが入手できるか、本体以外に必要な部品、専用工具、取付工賃まで確認することが大切です。Performance Machine、Arlen Ness、HHI、BERINGER、Bremboなど、ブランドごとに製品の方向性や対応車種も異なります。

ブレーキは安全と車検に関わる重要な装置です。現車の仕様が分からない場合は、車両情報とブレーキまわりの写真を用意し、認証工場や専門知識を持つプロショップへ購入前からご相談ください。

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