良くあるお問い合わせについて書いてみます。
パフォーマンスマシンのホイールに純正のブレーキローターを取り付けることが可能ですか?
という質問です。
答えはできます。
実際に日本やアメリカでも取り付けている車輛はたくさんあります。
しかし注意しなければならないのは取り付けを保証している事ではないです。
経緯を説明します。
パフォーマンスマシンはブレーキキャリパーやドレスアップカバーなど多くのパーツを世界中のハーレーファンに提供しています。
また毎年新デザインを発表し精力的に楽しませてくれます。
人気のホイールもそうですね。
パフォーマンスマシンはホイールを企画、設計、デザインする際に最終的なカスタムの仕上がりも含めて行っています。
そのためホイールに付随するパーツ(ブレーキローターやプーリーなど)もセットで開発しています。
そして付随するパーツはマッチングコンポーネントとしてリリースされています。
マッチングコンポーネント
なのでPMホイールを使用する際に純正や他のブランドのパーツと併用する事は考慮していないです。
つまりそのような使用をする場合は何か問題(取り付けがうまくいかないなど)が起きても自身で解決しなければならないという事になります。
ただ先程申した通り、実際には純正や他のブランドのローターを使用しているケースもみうけら特に問題なく使用しているようですね。
まれにPMホイールに純正ローターをはめ込む際に穴の径が微妙に違うため、うまくはまらないということもあるそうですが・・・
ちなみにローターを固定する5本のボルトの穴位置はPM、純正ともにおなじ位置関係にあるので、固定ボルトの心配はないです。
まだ気をつけなければならない点があります。
比較的新しいモデルのハーレーに採用されているブレーキローターはラグマウント式という方法で取り付けが行われています。
この場合PMホイールに純正ローターを取り付けることができません。
※一部の車種のみ取付できるものがあります。
いままで説明してきたケースはPMホイールに純正ローターを取り付けるというケースです。
そうではなく純正ホイールにPMローターを取り付けるというケースではどうでしょうか?
うまくいくように思われるかもしれませんが、残念ながら取り付けはできないです。
もちろんPMローター側に若干の加工を施せば可能になるようですが・・・
なのでまとめとしてはPMやRSDのホイール交換を検討する際はローターも同時に検討するようにしてください。
もちろん予算がオーバーということもあり、なかなかそうはいかないと思います。
でもホイールだけですでに何十万のコストがかかります。
なんとか純正ローターを取り付けたとしてもそのホイールは純正のローターで半分以上隠れてしまいます。
ホイールが隠れてしまったらかけたお金が逆にもったいないです。
PMホイールに純正ローターを取り付けた場合のイメージ
画像合成が下手ですみません。
むずかしい選択を強いられますね。
ただ高額なホイールのデザインがかなり台無しになるのがイメージできると思います。
悩みどころではありますが是非とも精いっぱい楽しみながら迷ってください。すみません。
ハーレーは楽しんでナンボです。
ツーリングに行ったり、キャンプに行ったり、時々友達に自慢したり?ですね。
余談で恐縮ですが最近感じるのは40代、50代ともなるとハーレーを全力で楽しめる時間が少しずつ少なくなって来てるんだなとおもいます。
月に1回しかバイクに乗らなかったとしたら、1年で12回、10年で120回ですね。
10年後の自分の年齢 はあまり考えたくないですが逃れられません。
こんなこと考えるのは老眼が進んだせいかな??
もしホイール交換に興味がある方、検討中の方は以下の記事も参考にしてください。
あとハーレーのトライクモデルでホイール交換を検討されている方は以下の記事も目を通しておくと良いかもしれません。
この度パフォーマンスマシンは2019年以降のトライクモデルにPMホイールを取付した際に、ABSトラクションコントロールのエラーが発生する車輛に対し、対策のセンサープレートを製作しました。 これは21インチのフロントホイールにのみ適用さ[…]