以前にたくさん注文していただいたお客様から電話がありました。
ローランドサンズのクラリティーのカムカバーの透明な部分のところがねじ留めになっていて、そこにひびが入ってしまったとの事。
悲しいです。
このクラリティーシリーズは見た目は良いのですが唯一の欠点があり、耐久性がない。
いつひびが入ったりするのか予期できないのです。
RSDもある程度の強度は考慮しており透明部分にはLexanポリカーボーネトという外部からの衝撃には強い素材を使用しているようです。
もともとポリカーボネートの弱点は薬品耐久性、高温高湿度、経年劣化が早いなどです。
ポリカーボーネトの類は身近なものだとカーポートの透明な屋根部分かな?
ローランドサンズも通常はアルミ成形する部分をこの素材を採用するにあたり、取り付け時やメンテナンスの時の注意事項がびっしりと取説に書いてあったりして注意喚起はしています。
でもいつかはひびが入るのです。
ローランドサンズ Clarity(クラリティー)シリーズはとても人気の高いカスタムパーツです。
ダービーカバー、クラッチカバー、カムカバー、ミッションカバー、エアクリーナーなどに採用されているもので、カバー全面がポリカーボネートになっているので内部のメカニカルな構造が透けて見えるようになっています。
これはリリースされた当初、斬新でしたしハーレーが好きな人はバイクの構造にも詳しい方や興味のある方が多いので一気に人気シリーズになりました。
エンジンをかけている状態で各部がいろいろと動いているのが見れるのはおもしろいし、バイクを知らない人にもキャッチーでインパクトがあります。
ローランドサンズ Clarityシリーズを検討している方はこの事を頭の片隅にでも置いておくと良いです。
今のところポリカーボーネト部分のリペアキットが販売されていますので困ったときはお問い合わせください。
ただしこのリペアキットもいつまであるのか少し心配です。