バンスアンドハインズ フューエルパック インジェクション 燃調 P0582

バンスアンドハインズ フューエルパック FP3の概要

スマホアプリを使用してインジェクション車両の燃調、点火セッティングを手軽に素早く簡単に行うことのできるフューエルパックFP3です。
マフラー交換、エアクリ交換などを行うと燃調セッティングが必要になります。
キャブレター車の場合はキャブレターセッティングが必要なようにインジェクションEFI車にも燃調が必要です。
インジェクション車のセッティングの方法は初期のころはECM(電子コントロールモジュール)本体を丸ごと交換する方法などで行われていました。
しかし最近はFP3のような純正のECMはそのまま残し中のデータを書き換えるタイプが選ばれることが多いです。

特にFP3はセッティングの際にパソコンを使用せず、スマホアプリを使って行います。
アプリを起動しブルートゥースによりフューエルFP3と接続します。
あとはアプリ内の様々な項目をセットするだけです。
また基本的なよくあるパターンのデータはプリセットされているので一からセッティングする必要はないです。
近いパターンのプリセットデータを選ぶだけ。

その後はオートチューン機能があるのでバイクをいつものように走行させる事でフューエルパックFP3が自動的にセッティングの微調整を行います。つまりオーナーのバイクの乗り方扱い方を含むパターンが適用されるのでまさに世界でひとつのセッティングが可能になります。

キャブ車の燃調といえばガソリン混合気の調整だけのことを指しますが、インジェクション車の場合、ECMでコントロールされているのでFP3を使用すると燃調はもちろん、点火、進角、アイドリング回転、その他多くの設定項目を調整でできます。

ご購入の前にお使いのスマートフォン（i Phoneやアンドロイドスマホなど）でアプリをインストールしてみてください。そしてアプリを起動しデモモードで実際の使用感もお試しできます。

バンスアンドハインズ フューエルパック FP3の取り付けと適合表

1. スマートフォンへアプリをインストールします。
2. Fuelpak FP3本体を車体の6-PIN HD-LAN メンテナンスコネクターに取り付けます。
3. イグニッションをオンのポジションにし（エンジンはかけない）2-3秒すると本体のLEDが点滅します。
4. スマートフォンでブルートゥースの接続設定でブルートゥースの接続をオンにします。
5. Fuelpak FP3 アプリを起動します。
6. スマートフォンとFP3本体が接続されて、インターネットにも接続されていることを確認してください。※ここまでの設定が終わるとバイクとFP3本体はペア”married” になり、このFP3本体は他のバイクには使用できなくなります。
7. Map Lookupでチューニングするバイクにピッタリのデータを探します。

適合表

バンスアンドハインズ フューエルパック

このタイプのフューエルパックは初代モデルです。インジェクション車のセッティングを可能な限り簡単にする目的でリリースされ大ヒットしました。

車輛への取り付けも簡単でカプラーへつなぐだけ。

そしてセッティングは付属の表を見ながら、指定の番号をインプットするだけでオーケーです。

パソコンは使いません。とにかく指定の表に書いてある数字を本体に入力するのみです。

指定の表にはたくさんのマフラーと車輛の組み合わせがあり、その中から同じものか近いものを選びます。

更に詳細なデータが欲しかったり、指定の表をなくしてもバンスアンドハインズのウェブサイトから組み合わせ表を閲覧したりダウンロードもできます。