パフォーマンスマシンのブレーキキャリパー選び

近年は雑誌、ネット、イベントなどで大がかりな改造を施したカスタムハーレーを見かけるようになりましたね。

ホイールの交換なども以前に比べると比較的多くのオーナーがチャレンジしているみたいです。

ホイールカスタムの場合、ブレーキローターディスクやスプロケプーリーも同じデザインにマッチしたものに合わせて変更するのが一般的です。
インチアップで大型化するとフェンダーも大きいサイズが必要になったりしてついでにドレスアップされたものに変更したり・・・。

ここまですると気になるのがブレーキキャリパー。

純正のブレーキキャリパーも見た目、性能ともにそれほど悪くはないのですが、ホイールやローターを激変させるとどうしても気になる部位です。

そもそもブレーキキャリパーはバイクのスピードを落としたり、止まったりするときにとても重要な役割を果たす部品ですが、見た目よくドレスアップしてみたくなるのも無理ないですね。

そこで今回はブレーキキャリパーの選び方について解説していきます。

まずはディスクローターサイズをチェック!

ブレーキディスクのサイズをチェックする

まずキャリパーを選ぶ際に一にも二にもしなければならないこととして、使用するブレーキローターのサイズをチェック(計測)することです。

なぜならキャリパーはブレーキローターの直径にあったものにする必要があるからです。

ハーレーの代表的なブレーキローターのサイズは11.8インチと11.5インチがあります。※注意 旧車や特殊なモデルは違います。

11.8インチ(300mm)径(フロント側)

300mm(11.8インチの場合)

11.8インチ径ローターは現行モデルに使用されているタイプのローターサイズです。1インチは約25.4mm。

ディスクの直径を計測してみるのが早いですが以下のモデルであればほぼ11.8インチです。

  • 2008-2020 ツーリングモデル
  • 2015-2020 ソフテイル
  • 2014-2020 スポーツスター
  • 2006-2017 ダイナ
  • 2002-2017 V-ROD

※メモ フロント側のデータです。

このサイズ場合はブレーキキャリパーは11.8インチ用を選択します。

11.5インチ径(フロント側)

ブレーキローターが11.5インチの場合

11.5インチ径ローターはEVO時代からツインカムの前期にかけて使用されていた従来のローターサイズです。

これもディスクの直径を計測したほうが確実かもしれませんが以下のもでるだとほぼ11.5インチ径です。

  • EVO – 2007 ツーリングモデル
  • EVO – 2014 ソフテイル
  • EVO – 2005 ダイナ
  • 1986 – 2013 スポーツスター

※メモ フロント側のデータです。

このサイズの場合は11.5インチ用を選択します。

13インチ径など上記以外

13インチ径などのカスタムサイズ
ブレーキローターを純正ではなくカスタムサイズ(13インチや15,インチ、16インチ径など)へ変更した場合はキャリパーも13インチ対応へ変更したり、またブラケットを自作で製作したり、市販されているブラケットを使用することにより純正のキャリパーを流用するケースもあります。

ブレーキキャリパーのピストン数(4POT、6POT)を選ぶ

ローターサイズが判明したら次はキャリパーのピストンを見てみましょう。

社外カスタムキャリパーの多くは4POT(4ピストン)か6POT(6ピストン)です。

ローターを挟み込むピストンの数の事です。一般的にはピストン数の多い方が強力なブレーキ性能を発揮すると思います。が、車体全体のバランスや各部のセッティング、アライメント、設置環境や精度によって大きく異なります。またブレーキの操作フィーリングなどの好みやライディングスタイルもブレーキ性能に含めると4POT ,6POTどちらが優れているかは簡単に判断できないです。

なので6POTよりもコンパクトで軽量な4POTが多く支持されているように思います。

4POT(4ピストン)キャリパー
6POT(6ピストン)キャリパー

PMキャリパーの場合、中央部分に丸くなっている部分があるのでここにピストンが入っているんだなってわかりやすいですね。

ちなみに裏側にもピストンがあって、対になっているので 2 X 2 で4ピストン、 3 X 2 で6ピストンです。

取付マウントの選択(一体式か別体式)

キャリパーをバイクに取り付ける際のマウントブラケットがどのようになっているのかというところです。

一体式

一体式のブレーキキャリパー

一体式は純正のようにキャリパーボディーに取り付けボルト穴がすでにあるのでそのままバイクのフォークの部分に取り付けできます。
これが一体式キャリパーです。

近年はこれが主流になっています。
見た目もすっきりきれいですしね。

一体式キャリパーなのでハーレーのフォークにダイレクトに取付(適合)するように穴の位置がセットしてあります。

注意としては一体式ゆえに左右の区別があるのでこれは間違えないようにします。

別体式

別体式のブレーキキャリパー

一方、キャリパー自体が単体で用意されているものがあります。なのでバイクに取り付ける場合は取り付けブラケットをバイクに合わせて別途用意(自作、市販品など)する必要があります。

これは主に古くからあるカスタム手法でご存じの方もおられると思いますが、例えば他車種のキャリパーを流用、移植したりするときに現車に合わせてマウントブラケットを自作したりするのとよく似ています。

なので昔は社外カスタムキャリパーはこのタイプが多かったです。別体式キャリパーはキャリパーの汎用品ということですね。

取付ブラケットは別途用意するのでモデルや車種(ハーレーでなくても)を気にする必要もなく、左右も区別なく利用できます。

おすすめブレーキキャリパー

PM 11.8インチ一体式 4potキャリパー

おすすめ車両

  • 2008年以降のツーリングモデル
  • 2014年以降のスポーツスター
  • 2015年以降のソフテイル
  • 2006年以降のV-ROD

人気のパフォーマンスマシンからリリースされている300mm用のキャリパー。
つい最近アップデートがあり品番も変更になりました。
カラーバリエーションにゴールドオプションが追加リリースされました。

このキャリパーは300mmローターに最適化された同径の4ピストンが採用されており、ハーレーの純正マスターシリンダーも使用できます。

左右の区別があるので気を付けてください
2006年以降のダイナは11.8インチ径ですが、PMキャリパーを選択する場合は11.8ではなく11.5インチキャリパーを使用します。

 

PM 11.5インチ一体式 4pot異径ピストンキャリパー

おすすめ車両

  • 2000-2017 ダイナ
  • 2000-2014 ソフテイル(スプリンガーは除く)
  • 2000-2013 スポーツスター
  • 2000-2007 ツーリングモデル
  • 2002-2005 V-ROD

4ピストンのボア径が異径サイズでセットされ11.5インチローターに最適化されたキャリパーです。

写真をよく見てみるとピストンの直径が大きいのと小さいのがあります。ここがミソです。

もちろん一体式キャリパーなのでボルトオンでハーレーに取り付けが可能です。

左右の区別があるので気を付けてください

2008-13年モデルの XL と XLHはシングルディスクなら9/16ボアマスターを、デュアルディスクなら11/16ボアマスターが必要です。

ダイナの11.8インチ(300mm)ディスク車はこのキャリパーを使用します。

 

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